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エリーダ・アルメイダ ジャパン・ツアー 情熱と哀愁〜アフリカン・ポップスの歌姫
カーボベルデ共和国は、西アフリカ・セネガルの西方約620㌔の大西洋上に位置する島国です。16世紀以降、交易の中継地として重要な役割を果たし、独自の文化を築き、多様な文化が交差する「音楽の交差点」としても知られています。
エリーダ・アルメイダは、カーボベルデ・サンティアゴ島の、電気も通っていない小さな農村で1993年に生まれました。幼い頃に父を亡くし、母の行商を手伝いながら、教会で歌を歌う日々。彼女は、電池式のラジオで聴いた音楽に心を打たれ、音楽の道を志します。高校時代には作詞・作曲を始めましたが、16歳でシングルマザーになるなど、決して平たんではない道を歩んできました。
転機が訪れたのは2014年。大学に通いながらバーで働き、幼い息子を育てていた彼女は、そこで偶然、著名な音楽プロデューサーの目にとまりスカウトを受けます。
彼女の歌声と音楽性は絶賛され、そのわずか2カ月後にデビューアルバム『歌わずにはいられない』をリリースするまでに。温かくソウルフルな歌声と、彼女自身の経験から生まれたリアルなメッセージは、YouTubeを通じて多くの共感を呼び、瞬く間に注目の存在となりました。
デビューアルバムはその年の年末にカーボベルデ国内で話題となり、翌15年5月には日本を含む全世界でリリースされました。カーボベルデの音楽「モルナ」からアフリカ音楽をベースにラテン、サンバ、アイランドミュージックなどの影響を色濃く受けた独自のサウンドは、国内外で高い評価を受けています。現在は母国のみならず、ヨーロッパ各地でも精力的に活動を展開しています。
彼女の音楽には、逆境を乗り越え、夢をつかみ取った人生からにじみ出る、深い感情とエネルギー、そして人を慈しむぬくもりが宿っています。
文化が交差するカーボベルデから届く魂の歌声。そして、進化するアフリカン・ポップスの「今」を、どうぞお見逃しなく!
- 開催日
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2025年11月11日(火)
- 開催時間
- 19:00開演
- 会場
- 福岡サンパレスホテル&ホール
- 住所
- 福岡県福岡市博多区築港本町2-1
- 料金
- A席¥6,500 B席¥6,000 C席¥5,500<税込>
- 交通アクセス
- 福岡市地下鉄箱崎線 呉服町駅より徒歩約11分 福岡市地下鉄空港線 中洲川端駅より徒歩約13分
- 主催者
- MIN-ON、LOVE FM
- お問い合わせ先
-
MIN-ON福岡(平日9時~17時)
TEL:092-629-3050
ホームページ:MIN-ONホームページ
変更になっている場合がございますので、お出かけの際は直接お問い合わせください。
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