会長あいさつ

福岡県では、文化芸術に身近に触れる機会を県民の皆さまに提供し、文化芸術活動の裾野の拡大や新しい県民文化の創造と発展を図るため、平成5年から毎年「ふくおか県民文化祭」を開催してきました。

令和6年度からは、より幅広い県民の皆さまに多様な文化芸術に親しんでほしいという思いを込め、「ふくおか県芸術文化祭」に名称を改め、新たなスタートを切りました。

「ふくおか県芸術文化祭」では、地域の文化芸術活動への支援を拡充するとともに、若い世代の方々が気軽に文化芸術に触れることができるような新しい取組を実施します。その目玉となるオープニングフェスでは、企画の段階から若者の自由なアイデアや発想を取り入れようと、県内の大学や専門学校の学生を集めて「学生企画会議」を開催しました。

また、ホームページやSNSを通じて、デジタル技術を活用したメディアアート作品を紹介するなど、新たな文化芸術分野の発表の機会を創出し、県内の文化芸術活動をより一層活性化させていきたいと考えております。

文化芸術は、人々の心を豊かにし、生活の質を高め、潤いと活力に満ちた地域社会を実現するために欠かすことのできない重要なものです。この芸術文化祭を通じて、より多くの県民の皆さまに、文化芸術の素晴らしさを実感いただき、県全体に活気を与える一助となることを大いに期待しています。

ふくおか県芸術文化祭イベントの画像4

ふくおか県芸術文化祭実行委員会会長
福岡県知事 服部 誠太郎